レトロPCエミュレータ用のディスクイメージ形式*.d88形式のファイルを、byte単位でテキストでダンプするコマンドラインのツールです。
d88ファイル解析およびRust勉強用として、個人的に作成したものです。
下記情報を表示します。
トラック情報の先頭へのオフセット
シリンダ番号(0開始〜)
セクタのデータサイズ(byte単位)
データをbyte単位でダンプ
-->
開発はLinux環境メイン(+ MacOS(Intel)、64bit版Windows10)で行っています。
他の環境では試していません。
基本的な使い方は、コマンドライン等からD88形式のファイル名を指定するだけ。
$ d88dmp <D88形式のファイル名>
``` USAGE: d88dmp [OPTIONS] <*.D88>
ARGS: <*.D88> D88 Disk Image
OPTIONS: -h, --help ヘルプメッセージを表示 -n, --no-info ディスクやセクタのヘッダ情報を表示しない --no-color カラー表示の無効化 -V, --version バージョン情報を表示
```
実行例)X1 turbo用のturbo CP/Mでファーマットしたディスクイメージ(CPM_data.d88)を表示
$ .\d88dmp testdata/turboCP_M_formated_disk.d88
ソースコードからのコンパイルは Rust が必要です。
GitHub から git clone したあと、ビルド方法は普通にcargoコマンドを叩くだけです。
$ git clone git@github.com:ORYZAPAO/d88dmp.git
$ cargo build --release
(Rustは開発環境の構築が楽チンで良いデスネ。
特にWindowsのC++でライブラリをいろいろ拾ってくるのは、すごく面倒・・・)
MIT Licens
開発にあたり、こちらの情報を参考にさせていただきました。